パソコンサポート PCわんだ | 日記 | 栃木県日光市 Lenovo ThinkPad L540 メモリモジュール不良による起動トラブル
2018/05/06
栃木県日光市 Lenovo ThinkPad L540 メモリモジュール不良による起動トラブル
このところよく出張する栃木県日光市
宇都宮市から日光市までは遠いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんので先にお断りをしておきます。
地図をご覧になっていただければ分かるのですが宇都宮市と日光市は隣り合っている部分があるのです。
地図の赤枠の部分が接している箇所です。
合併前の旧今市市と宇都宮市の一部が接しております。
日光市の市域は非常に広く全国の市の面積では3位にランクイン
栃木県の面積の約4割を占めるほどに広大です。
そのためお客様から作業や修理のご依頼をいただく際は日光市の先の住所まで必ず確認するように全スタッフが
意識しております。
栃木県日光市 (日光市公式サイト)
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さて今回はその日光市で飲食店を営むお客様よりサポートのご依頼をいただきました。
世間は大型連休で財布の紐がついついゆるくなるGW
お店を経営されている方にとっては稼ぎ時の貴重な時期です。
それはお客様のお店においても例外ではありません。
GW前までは問題なく動作していたノートパソコン
しかし悲痛にもGWに入った瞬間パソコンなりのストライキなのでしょうか?
きちんと起動してくれません。
これでは日々の売上管理やHPの更新が行えないということでお客様は大変お困りでございました。
これまでトラブル発生時はPCの保守を任せている業者様へお任せしていたとのことですがGW期間のため
連絡が取れず。。。。
そんななか従業員様がスマホサイトで当店を見つけてくださりご依頼をくださいました。
お客様からヒアリングした情報によると
・PCの電源は入るが画面が何も映らない
・何度か強制終了を行ったが状況変わらず
といった物でした。
症状から推測するに
1.ロジックボードの故障
2.内蔵メモリの故障
のいずれかである可能性が高いと思われます。
ご利用のパソコンはノートパソコンとお伺いしていましたので出張をするにあたり予め交換用の予備メモリモジュールを
準備して臨むことにします。
お客様のお店は鬼怒川温泉で有名な日光市の鬼怒川地区
宇都宮からだと車で1時間ちょっとでアクセス可能な距離です。
ご依頼をいただいた当日中にお客様のお店へとお伺い。
早速問題のPCを拝見させていただきます。
今回問題を起しているのはLenovo製の ThinkPad L540
2015年と比較的最近に販売されたモデル。
事業用向けにも耐えうる設計を施されたLenovoのブランド内でも上位シリーズになります。
Lenovo ThinkPad L540
今どきのノートPCでは見慣れた光沢液晶では無く
非光沢
なのがポイントです。
意外と光沢液晶は毛嫌いされる方が多いだけにユーザーのニーズをつかんだ仕様だと言えます。
同じLenovo のIdeapad シリーズには搭載されていない
赤いトラックパッド
かつてIBM社のThinkPadシリーズにも標準搭載されていたトレードマークにもなっていたあのトラックパッド。
通称 『
赤ポッチ
』
それが搭載されているのです。
これにはIBM時代からThinkPadを使っていたユーザーさんにも嬉しい機能の再来といえることでしょう。
さて機器の動作検証の結果ですが
内蔵のメモリ部分にエラーがあることが確認できました。
当機種はメモリスロットを2か所搭載しております。
その内の1か所に接続されているメモリモジュールに問題が見つかりましたので交換をするために裏カバーを取り外します。
裏カバーはMac等とは異なり精密ドライバーがあれば簡単に取り外す可能です。
画像中央に見える緑色の部品がメモリモジュールになります。
1枚で4GBのメモリモジュールが搭載されておりました。
ちなみにメモリモジュールは両側を固定している金属製のストッパーの角度を変えると簡単に取り外せます。
この際に静電気などでロジックボード部に余計な負荷を与えぬように手袋などをして作業をされることを推奨いたします。
メモリモジュールを取り外した後の本体側
どこか相方を失ったかのような哀愁感が漂います。
今回用意した交換用のメモリモジュール
求められるメモリの規格はDDR3L PC3-12800
低電圧仕様の4GBのメモリモジュールになります。
用意したメモリモジュールを然るべき場所へと取り付けます。
取付は特に工具を使わなくとも行えます。
斜め45°に角度を付け、そこから勢いよく下方向へ寝かせるように寝技で押し込みます。
メモリモジュールの交換が終わりましたら、本体裏カバーを元通りに取り付けます。
バッテリーの装着はもう少しお待ち下さい。
メモリモジュールの交換、裏カバー、そしてバッテリーの装着が完了しましたら、電源ボタンを押下します。
緊張の瞬間でもあります。
さて一発で上手くいくか。。。。どうか...
これまでは表示されなかったWindowsの起動画面が表示されました。
どうにかミッションに成功した模様です。
『ようこそ』
の画面も問題なく表示されました。
あとはデスクトップが表示されるのを待つばかり
デスクトップの画面まで問題なく到達できました。
その後、交換後のメモリモジュールに不良があってはいけませんので念のために動作テストを行いました。
こちらのテストも問題なくクリア
これにて作業完了となります。
今回は出張時に予め交換用のメモリモジュールを用意していたため現地にて即日対応をすることができました。
通常ですと交換用のパーツを手配の上再訪問となるところですが、お客様の情報提供もありスムーズにことを
進めることができたのです。
お客様のご協力この場を借りて感謝申しげます。
参考までに今回発生した費用です。
作業料 6,300円
交換用メモリ機器代 5,400円
割引 -1,000円
合計 10,700円
※作業時間60分以内時の料金となります。
昨日まで使えていたのにPCが起動しない、電源が入らない、画面が映らないなど突発的なトラブルにも迅速に対応。
お困りの際はパソコンサポートPCわんだまで気兼ねなくご相談ください。
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さて作業も終わりせっかくですから町の中心にある鬼怒川温泉駅でもぶらりとしてみることに。
鬼怒川温泉は直通する特急列車も都心から乗り入れており首都圏からのアクセスは申し分ありません。
そのため日帰り圏内となってしまい宿泊客数が減少に...という問題も抱えております。
鬼怒川観光の拠点となる鬼怒川温泉駅
浅草方面へ続く東武鉄道と会津方面へと続く野岩鉄道が乗り入れる駅です。
※ほとんどの車両が相互直通運転をしているため当駅で乗り換えをしなくとも済むのは利用者からすればありがたいですね。
駅舎の柱には栃木を代表する石材である大谷石がふんだんに使用され和を意識した造りになっておりました。
鬼怒川温泉駅の入口正面に掲げられていおる暖簾
暖簾の中央には鬼怒川の鬼の字が目立つデザインになっておりました。
鬼の字を境に 「
鬼怒川温泉
」 と 「
川治温泉
」 の2つの表記がございます。
川治温泉は鬼怒川温泉の更に北に位置する温泉郷です。
古くから傷は川治温泉、火傷は鬼怒川温泉といわれ
湯治の場として多くの方に利用されてきました。
駅前に立つ鬼の像
地に付けているのは釘バットではありません。金棒です。
こちらはここ鬼怒川温泉郷のマスコットキャラクターである
鬼怒太 (きぬた)
です。
尚ここ鬼怒川地区にはいたるところに鬼怒太のオブジェクトや像が設置されていますので探してみるのも面白い
かもしれません。
果たして全部でいくつあるのか気になるところでもあります。
鬼怒川温泉の公式マスコットキャラクター鬼怒太(きぬた) (栃木県公式サイト内紹介ページ)
駅前から見ることができる転車台
既にご存知の方もいるかと存じますが一応簡単にご説明を。
こちら転車台は 「
SL大樹
」 運行時に客車をけん引する蒸気機関車の方向転換をするための設備になります。
蒸気機関車を始め機関車は電車や気動車と違い転車台の力を借りないと方向転換が出来ないのです。
機関車が減っている現代においては非常に貴重な鉄道設備といえます。
尚本日はSL大樹の運転日でしたが、タイミング悪く既に下今市方面へ向けて上り列車が発車したあと。
この後すぐに追いかければその雄姿をカメラに収めることができるかもと淡い期待が走ります。
急がねば!!
転車台とは (東武鉄道SL復活運転プロジェクトサイト)
SL大樹の運転開始に合わせ駅前に設置された記念パネル
SL大樹に使用されている 蒸気機関車C11207 の陰でこっそりと鬼怒太まで乗車しているという憎い演出。
遊び心が感じられる良作です。
駅に設置されている自動販売機
自販機のラインアップは至って普通ですが、注目すべきはそのラッピングです。
知る人ぞ知る 「
鉄道むすめ
」
その中のキャラクターの一人ここ鬼怒川温泉駅まで走る東武鉄道の特急スペーシアで車掌業務にあたる設定になっている
キャラクター 「
鬼怒川みやび
」 の艶やかなラッピング仕様になっています。
鬼怒川みやび (鉄道むすめキャラクター紹介ページ)
自販機の正面もご覧のようにラッピングされています。
「鬼怒川みやび」のラッピング自販機はここでしか目に掛かれませんので観光で訪れた方もそうでない方も漏れなく
要チェックですよ!
鉄道むすめとは (TOMYTEC 鉄道むすめ紹介サイト)
東武鉄道と野岩鉄道の境界駅 鬼怒川温泉駅 (東武鉄道駅情報紹介ページ)
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鬼怒川温泉駅を出発したSL大樹を追うべく車を急加速、急発進
どうにか鬼怒川に架かる橋梁あたりでその雄姿を捉えることができそうです。
・ ・ ・ ・ ...... ・ ・ ・ ・
撮影スポットにはSL目当てと思しき遠方から駆け付けた鉄道ファンが多数陣取っていらっしゃいました。
その輪に入るように私も混ぜていただきカメラをスタンバイ。
しばし待つと橋梁を通過する列車の走行音が聞こえてきます。
蒸気機関車特有の汽笛音も聞こえてきます。
間違いありません。
SL大樹です。
慌てて駆け付けたため鼓動が早く息切れする中、カメラを握る手に全神経を集中させます。
多くのギャラリーの視線を一手に集め鬼怒川に架かる橋梁を走行するSL大樹
機関車の状態が芳しくないときはディーゼル機関車での運転となることもありますが、本日はめでたく蒸気機関車での
運転でした。
レトロ感あふれる蒸気機関車にけん引される形で次いで目の前に現れたのは客車車両です。
旧国鉄時代に製造された年代物の14系客車になります。
意外にも蒸気機関車本体よりも、この客車車両の現存数が少なくSL運転の重要な鍵になっているのだそうな。
※現在機関車にけん引される客車車両は新造しておらず過去に製造された車両を全国のSL運転エリアで
取り合っているのだそうです。
目の前を過ぎ去る蒸気機関車と客車車両。
客車車両からはこちらに向けて手を振る乗客の方も多く見受けられ、見ているこちらもそれに応えるかのように
手を振り返すのでした。
最後尾の変わったデザインの車両は補助機関車です。
蒸気機関車は電気機関車や電車に比べ馬力が低いため単体では急こう配などでアップアップしてしまいます。
それを後ろから手押しするかのように補助する役目を担っているのがこの補助機関車なのです。
天気にも恵まれ絶好の撮影日より。
お天道様には感謝するばかりです。
SL大樹を見送ると次にやってきたのは東武鉄道の花形特急
スペーシア
です。
車両は東武100系電車になります。
このスペーシアには複数のカラーバージョンがあるのですが、今回お目にかかれたのは青を基調としたラインが
特徴の「
雅
」
スペーシアには他に緑を基調とした「
粋
」と「
サニーコーラルオレンジ
」、金ぴか仕様の「
日光詣Ver
」があります。
次にやってきたのは東武鉄道の普通列車6050系です。
首都圏の通勤電車とは異なり座席がセミクロスシートなのが良い点です。
せっかくの旅もロングシートでは旅情も風情も感じられませんからね。
今回最後に目にした車両が東武鉄道の新型車両の特急リバティです。
車両は新型の500系電車
500系と聞くとJR西日本が所有する当時国内最速300km/hの営業運転を行った新幹線をパッと思いついてしまうのは
私だけではないはず。。。
お間違いの無いよう東武500系ですので。
こちらの特急は目的地ごとの柔軟な編成が特徴になっています。
途中駅の下今市駅までは6両編成そこから分岐する日光線、鬼怒川線で3両ずつに分割
まるで合体ロボのように切り離しを行いながらそれぞれ目的地へと向かっていくのです。
鉄道ファンにはこの車両の切り離し作業も堪らない旅の1シーンといえることでしょう。
本命のSL大樹、特急スペーシアに特急リバティ、そして普通列車
短い時間にも関わらず4種もの車両を拝見することができ眼福眼福。
もう今日はこれを肴にビールをグビッとかきこみたい気分です。
素晴らしい感動をありがとう東武鉄道さん
SL大樹についての詳細は
東武鉄道SL復活運転プロジェクトサイト
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