パソコンサポート PCわんだ | 日記 | 群馬県みなかみ町 富士通製ノートPC AH77/M 液晶パネルの交換修理 その弐
2017/10/18
群馬県みなかみ町 富士通製ノートPC AH77/M 液晶パネルの交換修理 その弐
遠路はるばる訪れた群馬県みなかみ町
湯檜曽(ゆびそ)駅の探索も終え、舞台は本日最大の目玉である土合(どあい)駅へと。
先に訪れた湯檜曽駅からは湯檜曽川に沿う形で国道291号線を北上すること約10分。
途中には湯檜曽公園という大きい公園もございました。
スノーシェッドを抜ければ見えてきましたよ土合駅が。
三角屋根の駅舎は山小屋をイメージして設計されたそうです。
谷川岳への登山時の最寄駅だけに山小屋のイメージはマッチしていると思いました。
JR土合駅。
未舗装の駅前駐車場にはあいにくの雨だというのにほぼ満車。
しかも県外ナンバーばかり。私もその一人ですが。。。
おもに関東圏のナンバーの多さが目立ちました。
駅の入口には
「ようこそ日本一のモグラえき土合へ」
と書かれた特製看板が入場者をおもてなし。
”えき”の部分がひら仮名なのは何か理由でもあるのでしょうか?
なぜモグラ駅なのかというと駅のホームが地下70mという深い部分にあるからなのです。
これだけ深いと地下鉄?と思われるかもしれませんが先に断わっておきます。
地下鉄ではありません。
その実態はこれからゆっくりと紹介させていただきます。
ちなみに土合駅は無人駅ですので入場券は不要です。
かつては駅員さんもいた面影が残っておりますが現在では使われてはいないようです。
駅舎に入ると通常の駅では見かけることのまずない「登山カード入」「警ら箱」がありました。
いずれも登山者にはなじみのあるアイテムになります。
土合八景というお手製のポスターが掲示されておりました。
土合駅の紹介にJRの職員さんの本気度、力の入れようが伺えます。
みなかみ温泉おいでちゃんなるスタンドポップがありました。
みなかみ観光マップは残念ながら残部無し。
補充されるのか気になるところです。
土合駅の上部を見上げたところ。
屋根に設置されたガラスからは日差しが入り込んでおり土合駅の雰囲気をいい具合に演出しています。
これまたすごいものを発見。
無人駅や秘境駅には必ず置いてある駅ノート。
しかも置いてある量、部数が半端ではありませんでした。
やはり東京に比較的近い秘境駅ということで訪れる方が多いのでしょうね。
駅舎に入ってすぐ正面に改札口跡がございます。
かつて有人駅時代にはここで駅員さんたちが改札作業を行っていたのでしょうか?
聞いた話だと改札からホームまでの距離が離れすぎているため列車到着時刻の10分前には改札を打ち切っていたほど
だそうです。
改札口を抜け後方を振り返ったところです。
誰もいないように見えますが実際は大勢の人で溢れ返っていたのですよ。
そのほとんどが見物者でしたが。。。
改札を抜けるとホームの案内板がすぐ目につきます。
右手が東京方面の上り線ホーム
左手が新潟方面の下り線ホーム。
さてモグラ駅と名高いホームはどちらでしょうか?
正解は。。。。
まずは右手の上り線ホームへを踏み入れてみることにしました。
ちなみにドアは手動式のそれです。
ドアを開けるとすぐに景色が目に入ります。
不正解でした。
モグラ駅として名高いのは下り線のホームだったんですね。
上り線ホームはごく一般的なホームでございました。
階段も無く探索もそれほど苦労はしません。
もし上越線名物のループ線を走破したいという方はこちらのホームから乗車することで土合駅と湯檜曽駅間のループ区間を
楽しむことができます。
周囲には民家もなくどこか哀愁漂う上り線ホーム。
画像は新潟方面を眺めたところです。
見物者の皆さまは下り線ホームがお目当てのため上り線ホームには人っ子一人いない有様でした。
気分を入れ替え本命の下り線ホームへ。
湯檜曽駅でもトンネルを見てきましたが、どれほどの違いがあるのか楽しみで楽しみで気付かぬうちに自然と早足に
なってしまっている私。
今からこんなペースでは絶対帰り道でスタミナが切れると言い聞かせ少し自制。
下り線ホームへの行先案内に従い進んでいくと突如光景が一変します。
まるで廃墟か遺跡を探索している気分になれます。
少し進むと階段、少し進むと階段という光景が続きます。
当日外はあいにくの雨でしたが通路内は照明も申し訳ない程度にあります。
ですから停電にでもならなければ視界で困ることは無いでしょう。
しばし通路を進むとドアのようなものが見えてきました。
これを抜ければホームかなとお思いの方
・
・
残念でございます。まだまだ先は長いのでした。
狭い入口のようなところを抜けると奇妙な物体が!?
三角板のような形状の謎の物体。
これが噂に名高いオーパーツか?
調べてみるとトンネル内の地下ホームを通過する際に列車が巻き起こす突風を弱めるための緩衝板とのこと。
幸いなことにこのエリア滞在中に地下から列車通過時に発生する強烈な突風の洗礼を受けることができました。
突風もさることながら発生する風切り音の方が不快でしたが。。
ドーム型の天井で少し開けた場所に出ました。
ここから先が別世界、モグラ駅と名高い土合駅の本領発揮の見せ場となります。
それでは念入りに屈伸や背伸びをして地下ホームへ。
どんな光景が広がるのがワクワクが止まりません。
下を見下ろすと出口の見えない階段、階段、階段。。。。。
高所恐怖症の方には辛抱堪らないこと間違いなしです。
下りなので楽ちん楽ちん。
えっさほいさ と階段を降りていきます。
ここで調子に乗ってハイペースで降りたことが後の後悔に繋がるのは今は知る術もありませんでしたが。。
途中休憩用にと木製のベンチが設置されておりました。
足腰に自信が無い方は休むなどされた方がよいでしょう。
調子に載っていた私は無論休憩などせずに2段飛ばしなどで降りていたのでした。。。。
すごいぞ土合駅。
まだまだ出口が見えません。
ここまで来ると本当にこの先にホームがあるのかどうかも疑わしくなってきます。
ファンタジーの世界にある様な無限にループする空間でないことを祈るばかり。
トンネルの側壁に目を向けると湧水が溢れ出ておりました。
天気が雨のせいか結構な流量が出ておりましたよ。
おーやっと平地が見えてきました。
あれがホームかなと期待しながら下りていきます。
するとここで再びすごい轟音と突風が巻き起こりました。
一体何が起きたのか??
速すぎてシャッターを押すこともままならず、貨物列車が目の前を通過していきました。
もう少し早くホームに降り立っていればその通過の全貌を見届けることが出来ただけに悔やまれます。
土合駅の下り線ホーム
丁度地上部からは10分ほどで到着した計算になります。
足腰が不自由な方ですとこの倍は間違いなく要するかと。
画像は下り線ホームから水上駅、高崎駅方面を眺めたところです。
ホームの構造に ”あれれっ” と思うところがあり、レールを撤去したような跡もありました。
どうやらかつては待避線が設けられており、現在のホーム位置はかつての待避線だったようです。
そのためレールが撤去された旧ホームは周囲をフェンスで覆われており中に入ることもできない状態です。
ホームを更に進んでみました。
どうやらこれがホームの先端部分になります。
一定間隔で照明が設置されているので立ち入り禁止区画を除いては明るさで困ることはないようです。
駅名表を発見
土合駅、行先は新潟県の土樽駅。
”どたる駅” ではなく ”つちたる駅” です。
土樽駅はお隣と言ってもトンネルで続いているため歩いて行くことができません。
過去に列車で通過したことはあれど、降り立ったことがないため時間があれば次回の探索対象にしたいと思います。
視線を変え今度はホームの新潟県側を見ることにします。
やはりホームが長い。
パッと見、新幹線ホームにも見えなくもありません。
停車する列車の編成に比べるとその異常なホームの長さにはギャップを感じること請け合いです。
こちらも行けるところまで進んでみました。
右手側にはレールを撤去した跡が確認できます。
レールが撤去された軌道スラブはどこか寂しげですね。
立ち入り禁止内には資材置き場でしょうか?
プレハブのようなものが見えました。
新潟県側へと続くトンネル内部。
カメラのズームを使って内部を見てみますが真っ暗です。
点のように青白く光っている明かりは信号機でしょうか?
ホームでの探索を一通り終えホーム出口へ戻ることにします。
先ほどまでは気が付きませんでしたがホームの内側に何やら待合室のような小屋があります。
一斉点火スイッチ
非常時、停電時はこのスイッチを押すことで照明が点くようです。
これだけの広い空間で停電などが起きないことを祈るばかりです。
待合室です。
意外なのはトイレまで併設されておりました。
しかし冷暖房無し、自動販売機も無し。
このことから長時間の滞在は厳しそうです。
ホームの出口まで戻ってきました。
ここまでのホームの滞在時間約30分の間には残念ながら列車の停車や通過はありませんでした。
実際に行きする列車を見るにもダイヤがスカスカなので事前に時間帯を狙ってこないと厳しいです。
ホーム側からトンネルの上部に目をやると苔が生している部分がありました。
地上部まで通じる階段。
階段横にはモグラのイラストが描かれた案内板まで設置されておりました。
ご丁寧にこれから登ることになる階段の数についての紹介がされています。
その数462段。
連絡通路部の階段も合わせるとその数 計486段。
これだけの階段があるにも関わらず地上へはこれ以外の方法で出ることは不可なのです。
かつて階段のすぐ横にエスカレーターを設置する動きもあったようなのですが立ち消えになってしまいました。
エスカレーター設置用のスペースのみある放置されている状態です。
エレベーターもエスカレーターも無し、土合駅は日本一のバリアフリーに優しくない駅という異名も併せて持っているのでした。
さてそれではいざ地上へ!
降りるときとは違い登るときの方が体力が入りますが、、前半飛ばし過ぎたため既に膝が笑っている状態。
はたして無事地上へと出ることは叶うのか。
階段の左側すぐ横には現在の登頂した階段の数が一目でわかるように工夫がされています。
無人駅なのにここまでの待遇をしてもらえる土合駅
本当に幸せ者です。
現在100段目。
まだ余力はある状態です。
200段目。
息使いが少し荒くなってきた模様。
300段目。
足が、膝が小鹿のように震えて来ているのが分かります。
400段目。
ついに大台に突入。
ここまでくれば地上はすぐそこです。
最後の力を振り絞り登り切ります。
やったー462段制覇!
このあと平坦になり休憩用のベンチもあります。
疲れた方はここで体力の回復をされた方が無難です。
先の登頂された方が数名ここで実際に小休憩をとられておりました。
ここからあと階段が24段もあるのですが、階段が連続ではないのが救いですね。
元来た道を戻っていきます。
これで土合駅ともお別れかと思うとこめかみに涙が。。。。なんてことはありませんでしたが感慨深いものがあります。
駅舎を出て土合駅にさよならの挨拶を
ここまで探索できて入場料無しなのはすごいことです。
駅舎やホームの維持だけでも相当な物だと思いますので。
賛否分かれますが個人的には500円くらい見学料を徴取しても良いのではと思ったり。
素晴らしい空間と感動を提供してくれた土合駅に感謝をしながら帰路に着くのでした。
帰り際に気が付いたのですが、駅舎から伸びる湯檜曽川に掛かる赤い屋根の通路が先ほど地下ホームへ進む際に
通った連絡通路だったのですね。
あの通路が公道や河川を跨いでいたとはこれまた驚きでした。
日本一のもぐら駅 JR土合駅 :
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%90%88%E9%A7%85
全国には土合駅のように個性あふれる秘境駅がたくさんあります。
しかし秘境駅のほとんどは常に廃線の問題を抱きかかえております。
せっかくの秘境駅も廃線してしまったのでは足を運ぶことすら困難となってしまいます。
ここ上越線が廃線になる可能性は高くないはずですが、JRさんは民間会社。
今後の営業利益などによっては考えが改められることもゼロではありません。
そのような秘境駅土合駅の探索はいろいろと考えさせられる一日でした。
群馬県みなかみ町、片品村、昭和村で富士通などメーカー製PCの液晶パネルの表示不良や交換などで困ったら
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